ボールが何故曲がるのか?を理解する 其の2
皆さんはゴルフ雑誌とか買っていますか?
先日ゴルフ雑誌を何冊か購入して読む事があったんですね。
やっぱりゴルフってスポーツは怖いなぁって思う事があったんですね。
雑誌のレッスン特集での話です。
同じ雑誌のページが違う特集なのですが
aプロが実践するボディーターンでスライスを克服しよう!手打ち厳禁!
下半身でつくる飛ばしのパワー(の様な内容です)
bプロが告白★腕を振ってスイングするから飛んで曲がらない!ボディーターンは振り遅れる!スライスの原因は振り遅れだ!
怖い事にまったく逆とも思えるレッスン記事が、同じ雑誌の中で特集として組まれているのです。
しかも内容を読んでみると、両方ともなるほど納得できる良いレッスンだと思いました。
1つ1つの記事を読んでいるだけでは納得してしまうのです。
自分の信じる理論を持ちながら、違う理論を色々と試してみるのが1番だなと勝手に納得する出来事がありました。
合わない理論は関節などに負担をかけて怪我をする恐れもありますから、体の痛みが無い事を条件に練習に取り入れてもいいかもしれませんね。
さてボールが曲がる原因2について話を進めていきたいと思います。
皆さんライ角って言葉聞いた事ありますか?
クラブのソールとシャフトが作る角度で、クラブの番手が変わればライ角も変わります。
1番長いドライバーが1番フラットなライ角になります。
パターを除くとSWが1番アップライトな番手になります。
このライ角が自分のスイングと体系に合っていなければ、当然ボールは曲がります。
- フラット過ぎれば右方向へのミスが出やすいとされています。
それを経験則から嫌い引っ掛けボールを打って→結果ストレートボールを打っているゴルファーも多いです。 - アップライトなクラブを使っているとフック系のミスが多くなります。
これも経験則からプッシュ系のボールを打つ
カット軌道を強めたスイングでスライス系のボールを打って
結果ストレートのボールを打っているゴルファーも居ます。
アドレスした時の静的ライ角を合わせる事も大切なのですが、スイングした時のインパクト時のライ角が適正なのかが1番重要です。
スイング中はトゥが垂れる動きが必ず起こりますから(トゥダウン現象)アドレス時のライ角はクラブのトゥ先の下にコインが1枚から2枚、挟めるだけのスペースがある事が理想だと言われています。
適正なライ角でスイング出来ているかどうなのか?を確認する方法として
この様なシールを貼って確認する事ができますよ。
道具を自分の体系とスイング合わせることって非常に重要ですよ。
この調節が可能なモデルの多くは、軟鉄フォージドアイアンとかフォージドモデルといった記載がされている事が多いです。
軟鉄は比較的柔らかいので、器具をつかっての曲げる事が可能なんです。
それとは別に、飛び系のアイアンに多い製法(鋳造アイアン)でフェイス部分をチタンやマレージングといった高強度の反発性能に優れた素材をつかったモデルも発売されていますね。
2ピース、3ピース構造のアイアンはボディー部分とネックの部分はとても硬い素材のステンレスか使われている事も多く、購入前に調角が可能なモデルなのかを確認した方が良いと思います。
買った後に調整はできませんと判っても困りますよね。
個人的におススメのメーカー
あまり知られていない事かもしれませんが、PING社のアイアンはステンレスモデルでありながら通常他のメーカーでは不可能なステンレスモデルの調角を可能にしている優れたメーカーです。
PINGはライ角をフィッティングで合わせてから購入する事を前提として販売している
とてもユーザーにとってはありがたいシステムが構築されているメーカーです。
- フィッティングしても金額が同じ
- ライ角の調整が後からでも出来る
- シャフトの長さ、グリップの太さなどカスタムメニューが豊富
- アイアンの番手を1本からでも注文可能
- シリアルNOで管理してくれるから、スペックの管理が可能
他のメーカーが追いつけないサービス満点のゴルフクラブメーカーです。
必要最小限のクラブセッティングで目指せ100切りゴルフ
Gシリーズ、G25~G30アイアンは本当におススメのアイアンです。