アイアンセットの番手べつ重さのフロー
皆さんは自分の使っているアイアンセットの重さとバランスを知っているだろうか?
ダイナミックゴールド120g台のシャフトが刺さっていると
#5で425g前後
モーダス120のシャフトで、110g台のシャフトなので
#5で415g前後
NS 950で 96g前後のシャフトで
#5で405g前後
大雑把な感じだけれど、スチールシャフトを使ってる人はこの辺りの重量になっていると思います。
1度ぐらいは自分の使っているアイアンが番手ごとに何gなのかを全部測ってみると色々と細かい事が判ってきます。
1つの番手が変わる毎に、6g~7g程度重さが変わると適正な重量管理がされたヘッドでアイアンセットが組まれたんだと判断できるからです。
どのメーカーもバランスを揃える為に、クラブのネックにウェイトを入れて調節をします。
最近ではキャビティーアイアン、ポケットキャビティーアイアンではバックフェース側のデザインにもなっているバッジ(シールの様なもの)や、打感を良くする為のゴム状の吸収材を使ったアイアンが多いのですが、このバッジやゴムのパーツの重さによってスイングバランスを調整されているモデルもあります。
スイングバランスはゴルフショップや練習場で測る事が簡単にできますから1度測ってみる事をおススメしますよ。
最近のアイアンセットは生産時の技術や管理方法が適正に行われている事が多いのでしょう、バランスにおいては綺麗にD-1で揃っているとかD-2で揃っている等、カタログスペックに近い数字で組みあがっている事が多いはずです。
しかし重さに目を向けて全部の番手を計測してみると、先ほどの6gピッチで徐々に重くなっていく(重さが均一に変わる)アイアンセットは勿論あるのですが、少し重さが重くなりすぎているとか、軽くなりすぎているとか、9番とPWが重さが2gしか変わらないとか、重さを計るだけでそのクラブがどの程度の重量管理をされて組まれているのか判断する事ができます。
グリップの公差
グリップの重さにも誤差はあります。
50gぐらいの一般的なグリップの場合でも、48g~52g程度の幅がありますし(プラスマイナス2g前後)通常は全部綺麗に50gになっている事は少ないと思います。
グリップ交換をする時に、ある程度の重さを揃えてから新しくすると良いですね。
できれば全部同じ重さに出来たら最高です。
親切なショップさんであれば、グリップの重さを計って下さいとお願いしたらやってくれますよ。
シャフトの公差
シャフトにも重さの公差はあります。
数グラムの違いがある事は当たり前です。
自分のクラブセットの細かな仕様を知っておく事って重要ですから
グリップ交換をする時が1番クラブの重さを知ることができるタイミングになりますから、同じ重さのグリップを挿したクラブセットの重さとバランスをメモしてみるといいですね。
スイングバランスも0.5ポイント~1ポイントぐらいの誤差であれば私は気にしなくても良いと思います。(プラス/マイナス0.5ポイント)
例として
7番D-0.5
8番D-1(カタログはD-1になっている)
9番d-1.5
この様な0.5程度のずれで、最大1ポイントずれている事があったとしても、これはOKだと私は思います。
重さやバランスがカタログ値と全然違うよってケースは意外と多いと思います。
買った後にどうこうする事は出来ませんから、私が思う上手なお店の選び方としても使えるかもしれませんね。
実際に新しくアイアンを購入する際にお願いすると良いと思う項目は
在庫で商品があれば(無ければ注文したアイアンが届いてから)
ビニールが被っている状態でも良いので(保証書などの重いものは取ってもらってから)
- 全番手のバランスを測ってもらう
- 全番手の重さを計ってもらう
- ロフトとライ角を測ってもらう
このぐらいを購入する前にチェックしてくれるお店である事。
大きくカタログから外れるようであれば、メーカーさんに相談してくれるお店である事が望ましいですね。
こうゆう長くお付き合いできるお店を見つける事が大事だと思います。