プロギア RS F ギリギリドライバー
販売された商品の中に、一部適合ではない可能性の商品が混在したかもしれない?
何が適合ではないのか?
反発係数が基準値をオーバーしている可能性があるからと言うものです。
発売される前から口コミでも評判が良かったモデルですよね。
良く飛ぶヘッドとして問い合わせが多いモデルです。
私の勝手なイメージですけど、プロギアというメーカーは柔軟な発想と研究がとても好きなメーカーであるという事。
今回のこの騒動も、実際に違反しているかどうかは今後の確認を行わなければ判らないですけどね。
もしこれが反発係数をオーバーしていないという結果が出れば、間違いなくこの先このモデルは売れるはずですよね。
カタログに書いてある事が事実だったという証明になるわけですからね。
本当にギリギリだったという事になるわけです。
こういった反発係数のオーバーが起こらないように、通常生産されるヘッドはマージンを取るといった事が言われています。
例えば
100までOKというルールだとしましょう。
ルール上100までOKなので、設計も製造も100を目標にしてヘッドを作ると、固体差という問題から101とか102とかの基準をオーバーしてしまうものが出来上がってしまいます。
勿論98や99といった物も混じるわけですが、公差がある事は仕方の無い事ですよね。
そしてあまりにも101や102といった基準外の製品が多く出来上がってしまうと、ロスに繋がりますから、通常であれば製造の設計段階でMAX98でいこうとなるわけです。
そうすれば、公差があったとしても99とか100で収まるでしょうし、なによりロスが出ないといったメリットがあるわけです。
しかし設計段階で98まで数字を落としてしまっているので、96といったものも出来上がるでしょうし、これはルール上OKですからそのまま販売される可能性もあります。
(下限という基準もあるはずですけどね)
当たりのヘッドみたいな100で出来上がった商品を手にする確立は下がってしまうわけです。
97とか98が普通であったりするわけです。
出来上がったヘッドの検品もしているはずなので、検品でのなんらかしらのミスがあったのでしょうか?
どちらにせよ今回のプロギアというメーカーの男気というか、本当にカタログ通りのギリギリって事にプロギアの男気を感じる出来事だと私は思います。