グリップの太さ
グリップには口径というゴムの厚みの種類がいくつかある。
重さもいくつか種類があるのですが、それはまたの機会に。
口径が違うと、ゴムの厚みが違うので、同じ太さのシャフトに挿した場合にはゴムの厚みが厚いグリップは太めになる。
細ければもちろん細く仕上がります。
ゴルフプライド
エリートグリップ
58 太め
60 標準
62 細め
イオミック
1.8 細め
2.3 太め
No1グリップ
48シリーズ
50シリーズ 太め
グリップの太さが違う事は知っていても、シャフトのバット側の太さが違う事まで知っている人は意外と少ない。
具体的にはアイアンのスチールシャフトでは、軽量スチールのNS950GHとダイナミックゴールドS200の手元側の太さを比べてみると、ダイナミックゴールドの方が細いのです。
手の感覚は割りと鋭く、ある程度ゴルフをしている人ならば、太さの違いを感じると思います。
この握り心地の違いを違和感と感じる人も居るわけです。
本当はシャフトの太さが違うので、握り心地が違うのに、グリップの種類が違うから握り心地が違うんでしょ?と質問される人が割りと多い。
クラブセッティング的に適正なセッティングかどうかは別にして、アイアンセットのシャフトが軽量スチールのNS950GH。
AWとSWのシャフトがダイナミックゴールドというクラブセッティングのゴルファーは沢山居ますので、握り心地に違和感を感じている人で、グリップの太さを揃えたいなと思っている人は、グリップの口径を違うものを選ぶか、下巻きテープの巻く量を変える方法があります。
NS950GHには口径60を
DG S200には口径58を
これで完璧に太さが揃うわけではないですが、同じ太さのグリップを挿すよりも違和感は少なくなります。
グリップを挿す際に、少し短めに挿す方法や、少し伸ばした(引っ張った状態で)挿し方をする事も出来るけれど、この方法は微調整レベルと言った感じです。
太さによる球筋の違い
太いグリップはフックを抑える効果があります。
細いグリップはスライスを防ぐ効果があります。
スライスで困っているゴルファーの場合(同じグリップを挿した場合)
NS950GHのグリップが実際に太く、握り心地も太く感じている人がウェッジにDGのシャフトを組み合わせている人の注意するグリップのポイントは、
ウェッジの球筋が適正、握り心地も適正だとすると、アイアンの球筋がスライスぽくなってしまう事が想像できます。
この様な場合は、アイアンセットに使うグリップを細いものを選ぶようにしてみると良いと思います。
ゴルフクラブの振り心地は、できれば全部同じ感覚で振りたいですよね。
ゴルフクラブが合わないから買い換える事を検討している人も、グリップが大丈夫なのかを1度確かめてみてください。