パターの座りと向き
冬のこの時期になるとグリップ交換の人が増えるのです。
パターのグリップも1シーズン使ったという事で、新しくする人も居ます。
この交換する時に、周りで流行っているから太いグリップにしようかな?とか、このシーズンは引っ掛けちゃうことが多かったから違うグリップにしようかな?
といったゴルファーが沢山居ます。
しかし本当に悩んでいる人はもっと頻繁にグリップ交換や、パター自体を買い換えたりするパターンなので、この時期のグリップ交換は比較的気分転換の意味が強い方が多いかもしれません。
しかし色々な方のパターを触る機会が多いと、色々と気づくポイントもあるのです。
- ポンと置いてみると真っ直ぐ向いていないパター
- ロフトが極端に少ないパター
ポンと置いてみて、構えるとどうしても真っ直ぐ向いてくれないパターって結構多いのです。
座りが悪いというか、ネックの部分、シャフトが真っ直ぐ挿してない感じのパターです。
置いた時の座りは出来れば真っ直ぐ向いて欲しいですよね。
個人的にはかぶってしまうパターよりも開いてしまう方がどちらかと言えば良いですが、やはりスクエアーが1番だと思います。
次に多いのがグリップが交換してあるパターの場合は、わざとであれば良いのですが真っ直ぐに挿してない事もよく目にします。
この場合はその方に聞いてみるしかありませんので、状態についてお聞きすると意外と気にされていない人も多くてこちらが逆にビックリする事も多いです。
お店で交換した場合でも、挿し方が悪く最初から曲がってしまっている事もあるでしょうし、交換して直ぐに強く握ったり、バッグにしまう際に、クラブ同士が絡むので、ぐりぐりと差し込む為にねじってバッグに入れてしまうと、交換したての場合はグリップも捩れてしまいます。
たぶんバッグにしまう時に無理やりねじっているんだと勝手に想像してるんですけどね・・・。
グリップの挿し方であれば、交換の時であれば調整できますから絶対によーく確認するべきです。
1度入れてしまってグリップが固定してしまうと、向きを調節する事は出来ません。
交換作業時であれば、10分~前後は微調整する事は可能ですよ。
ちょっとしたポイント
今までよりも重いグリップを挿すと、バランスは軽い方向へ変化します。
今までよりも軽いグリップを挿すと、バランスは重い方向へ変化します。
逆に勘違いしている人も多いので、注意が必要ですね。
少しパターが軽く感じるので、ヘッドを効かせたいという事で重いグリップに交換して欲しいとお願いされる事も多いので、この場合は説明させて頂くとびっくりする方も多いです。
グリップ交換はクラブを買い換えるよりも気軽に交換できるメリットがある反面、合わないグリップを挿してしまうと、まったくフィーリングの合わないパターになったりしますので、交換前に充分吟味する事をお勧めします。
パターのグリップは地味に高いですから、合わないからといってすぐに交換するのもお財布に厳しいですからね。
ネックの曲がりにより座りが悪くなっている場合でも、パターによっては調整できる物もありますから、お近くのお店で相談してみてください。
ロフトも同じくネックを曲げれるパターであれば調整は可能です。
マイナスロフトになっている場合などは、転がりにかなりの影響が出ていると思いますよ。
パターのロフトは構えによる影響も考慮しないといけないですけどね。