100切りゴルフ

100を打たないゴルフをしよう

練習場のボール(レンジボール)

ゴルフの練習で1番の注意するポイントは、レンジボールを沢山打って練習するから実際のコースボールとのフィーリングの違いに注意しないといけない事。

比較的新しいボールを使っている練習場で、ボールの銘柄も同じであれば自分の持ち球と相談して練習ができますから良いのですが、ボールの銘柄もバラバラ、痛んだボールも混ざっている練習場でボールの球数を打って練習する際には注意が必要ですよね。

 

日本のゴルフ環境は、練習場とコースではかなりフィーリングの違うスポーツだと私は思うのです。

 

1.そもそもボールが違う

これが1番重要なポイントで、コースボールと練習場のボールでは性能がまったく違う物です。

練習熱心な人ほど練習場の感覚と、実際のコースボールとのギャップに注意が必要です。

練習場のボールは、ネットの保護や場外への飛び出しを防ぐ為に作られているボールなので、基本的には飛ばない様に出来ています。

ダンロップの練習レンジボール(1ピース)

ロゴが赤文字(5%~10%程度飛距離ダウン)

ロゴが青(10%~15%程度飛距離ダウン)

ロゴがグリーン(10%~15%程度飛距離ダウン)

飛ばないように作られているので当たり前ですが、コースボールと同じ感覚で打てないからといってスイングがおかしい訳ではありません。

飛距離に関しては、飛ばなくてもOKという事を踏まえておかないといけません。

さらにレンジボールが古い場合は、もっと飛ばない事になる訳です。

 

練習場の距離看板にも注意が必要です。

飛距離の表示してある看板までの距離を、レーザー測定器などで測ってみるのが1番良いのですが、もしレンジボールに合わせて短く表示してある練習場だと本当に注意。

(練習場の人に聞いてみてもOKですけど、できる限り正確な数字を知りたいのでレーザー測定器がおすすめです)

それは距離の感覚を間違って覚えてしまう事をしたくないからです。

残り100yとか残り120yという目で見た距離の感覚は、練習場であってもコースであっても同じ感覚でいたいという事です。

ですからレーザー測定器などで正確な距離を測ってみて、120yという看板が実は110yしか距離がなかったとしたら、自分の中の意識ではあれば110yだという認識をしておかないといけません。

実際にコースに行った時には、自分の目でみた距離感でショットを打てるようになりたいからです。

 

次に打ち出すボールの高さがレンジボールは低くなるという事。

低くなって正解なのですから、ボールが上がらないからといって適正な打ち出し角度以上の高さを求めてはいけません。

打つことが比較的難しくなってくるロングアイアンでは、特にその事に注意が必要だと私は思います。

ボールが上がらない理由が、スイングに問題があるのか?ボールに問題があるのか?又は適正に打てているのか?

この辺りの判断は慎重に行いたいですよね。

新しいクラブに買い換えて、初めての練習場での球筋に「ん?」と戸惑いを覚える事があるかもしれません。

それでも普段から自分のレンジボールでの球筋を把握しておく事で、新しいクラブが自分に合っているのかいないのかをジャッジする事ができます。

 

持ち球によって意見が分かれる所でもあるのですが、スピン系のボールを主に使う私は、練習場のボールであまり捕まえる意識を強くもってしまうと、コースボールでは割と大きなフック系のボールになってしまいます。
それを踏まえて練習場では、長い番手のクラブは、少しすっぽ抜ける感じの球筋でよしとしています。
私の癖でもあるのですが、コースに行くと自然と気合が入りすぎてしまうタイプなので、右からの大きなフックのミスをしたくないという理由もあります。

 

1番球数を打つウエッジの練習

1ピースのレンジボールの場合、HSがそこまで上がらないショットの場合(80y~30y)は、スピン量もコースボールに近い状態で練習ができます。
打ち出し角度が低くなる事を考慮して練習すればOKですね。

 

練習場を選ぶポイントは

1球当たりの金額や練習場の立地も重要なポイントなのですが、やはり1番のポイントはどんなレンジボールを使っているのかだと私は思います。